その条件 ちょっと待った!
👨「おまえ この間 知恵熱出しただろ?
それ、まだ治ってないのか?」
👩「知恵熱って言うな💢
あなたの会社がこき使うから疲れが溜まったんでしょ!」
👨「俺のせいにするな ちゃんと自己管理しろ
ってか 看病しただろ お粥も炊いたし」
👩「そ、その節はお世話になりました😓」
👨「それに、お前の彼氏のふりして会社に欠勤の電話してやっただろ
自分の会社に しかも『すみません』って頭も下げたんだぞ」
👩「あなたって 社長のくせに意外と横柄なのね」
👨「意外と横柄?🤨何だそれは。感謝の気持ちがないのか?
今時 ガキでも こういう場合もっと真摯になるぞ」
👩「それ以上何も言ってないですよね?今の自分たちの状態とか…😒」
👨「一緒に住んでるとか?女避けに恋人のフリしてるとか?
お前の個人的事情を押し付けられて嫌々同居を許可したとか?か?」
👩「まさか❗️言ってないわよね?…まぁ半分はホントだけど」
👨「全部ホントだろが!とにかく出勤したら、話合わせとけよ
俺と ってとこだけ誤魔化しておけ」
👩「条件は対等なのに どうして上から目線なのよ!」
👨「対等じゃないだろが。先にお前が住むとこないって
泣きついてきたから こうなったんだろが」
👩「あなたが急に帰国したからでしょ。まだまだ帰って来ないって
聞いたから 契約書にサインしたんだわ。しかも貸主が女性だって
思ってたら男性だし。ややっこしい名前のせいで」
👨「俺だって契約書の名前でおまえが「澪(レイ・りょう)」は男だって
思ったし、一応 帰国の件を電話したのに出ないし、最悪 帰宅しても相手が
男なら『まぁ良いか』 と思ったからだ」
👩「遙(はるか)なんて、『はる』とか『よう』とかなら男性だと
思わなくもないのに。しかも私はフリガナのところに ちゃんと『みお』
って書いたわ」
👨「名前つけたの俺じゃないし、まぁ勘違いはお互い様だからな
それにしても どうして電話に出ないんだ」
👩「知らない番号だったから…」
👨「契約書に 仕事用とプライベート用の2つ書いていただろうが、
どうして1つしか登録していないんだ?」
👩「不注意でした…」
👨「笑、ほら見ろ お前の不注意だ。これからちゃんと言うこと聞けよ」
👩「なっ、どうしてそうなるのよ!(…ってか まるでプレゼンするみたいに
理論立てて説得してくるわ、この完璧仕事人間の頭脳には勝てる気がしない💦
条件に腹括るしかないのね、悔しいけど)」
………