✨星の数ほど ある想い✨

☀️☔️心おもむくままに✨写真・フとしたつぶやき・poem(過去作多め)

ある日

ドンっとぶつかって 反射的に 

「あっ すみません!」と顔を上げて

前を向いても ネクタイしか見えない

 

なんとは無しに 頭のテッペンのつむじに視線を感じる

私の身長156

勇気を出して顔を上向けたら

 

自分よりかなり上に頭がある無表情の男性に 

上から目線?(身長差)でジッと見られ  ムッときて

ぶつかった瞬間の距離のまま 首を上げて

負けじと ジッと見返したった

(意味もないのに意地だけで)

 

上を向いているのはしんどくて そのままコトンと首を戻したら

また胸に当たった

 

「フッ」と笑われた気配

そこで初めて「近い!」と感じて一歩後退り また見上げた。

 

口元を手で覆い 顔を逸らして思いっきり笑いを堪えている様子の

男性が 『いえ、こちらこそ』と 言いつつも

まだまだ笑っているらしい目が 挙動不審に泳いでいる

 

街角で起きた 顔も覚えていない通りすがりの人との

出来事を 時折思い出す

 

あの時

なんで笑われたのだろう